安心安全の美しい毛皮革

全ての製造工程をもつ
クオリティの高さを
実感してください

UTANO FOR AND LEATHER QUALITY

 宇陀市菟田野は、奈良県の中東部の山間に位置し、その歴史は古く古事記や日本書紀にも地名が出てくるなど古代ロマン漂う町で、国宝や重要文化財なども随所に点在しています。小さな地域ですが産業面では、磨き丸太・高原野菜の他、毛皮革産業で全国的規模を誇っています。毛皮革産業は、次の4業種に大別されますが、この4業種を総称して毛皮革産業と呼んでいます。中でも、鹿革の出荷高は、全国シェアの95%以上、毛皮についても同じく45%のシェアを誇っています。また、原皮の輸入から、なめし加工、縫製、販売まで一貫したシステムをもつ産地は全国でも唯一菟田野だけだそうです。

一つひとつ丹念に心を込めて

In true shine,we draw a timeless masterpiece.

職人の技

毛皮の鞣し

毛皮製品において大切な工程である鞣し(なめし)。
動物の皮は、生ものなのでそのままにしておくと腐敗や劣化が進みます。その腐敗や劣化を防ぐために樹液や種々の薬品を使用して行う。それが、鞣しという工程です。なめしは方法やその日の調子の違いにより、革製品の出来上がりに影響してきます。その影響が大きく出ないためにも、職人それぞれのこだわりが込められている重要な工程なのです。

1 原皮輸入、2 原皮の乾燥または塩漬、3 水漬(乾燥状態にある皮部に十分吸収させ生体時に近い状態に戻す。24時間)、4 裏打(手またはフレッシングマシンを使用し皮面に付着している不要な肉・脂肪を除去。重厚な部分を適当な皮の厚さに削り、均一な状態にする。)、5 水洗(毛についている汚れや脂肪部分をソーダ、石鹸で洗い落とす)、6 脱水、7 浸酸(皮中により、酸可溶性タンパク質の溶出を促しソフトな皮部を得る。皮のpHを酸性側に下げて鞣製薬品の浸透を促進させる。)、8 みょうばん漬(乾燥状態にある皮部に十分吸収させ、生体時に近い状態にする。24時間)、9 脱水、10 乾燥、11 水打、12 裏すき(皮部を縦横に伸ばし革製品を仕上げ機でほぐす。)、13 空打(毛や革に付いている余分な油分や薬品、汚れなどをオガ屑に吸収させて除去する。)、14 ペーパーがけ、15 毛皮ぬめし完成

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職人の手で大切に扱います

In true shine,we draw a timeless masterpiece.

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