もっと知ろう – 宇陀市菟田野毛皮革産業振興協議会 https://udashiutano-mouhikaku.jp 宇陀市菟田野区は、奈良県の中東部の山間に位置し、国宝や重要文化財なども随所に点在しています。皮革産業は、全国的規模を誇っています。中でも、鹿革の出荷高は、全国シェアの95%以上、毛皮についても同じく45%のシェアを誇っています。また、原皮の輸入から、なめし加工、縫製、販売まで一貫したシステムをもつ産地は全国でも唯一菟田野区だけだそうです。 Thu, 07 Dec 2023 07:19:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.25 職人の技 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/04/17/%e8%81%b7%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8a%ef%bc%92/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/04/17/%e8%81%b7%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8a%ef%bc%92/#respond Tue, 17 Apr 2018 13:05:40 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/?p=1146

毛皮製品において大切な工程である鞣し(なめし)。

動物の皮は、生ものなのでそのままにしておくと腐敗や劣化が進みます。

その腐敗や劣化を防ぐために樹液や種々の薬品を使用して行う。それが、鞣しという工程です。

なめしは方法やその日の調子の違いにより、革製品の出来上がりに影響してきます。

その影響が大きく出ないためにも、職人それぞれのこだわりが込められている重要な工程なのです。

鞣しは下記の手順で行われています。

 

1 原皮輸入

 

2 原皮の乾燥または塩漬

 

3 水漬

(乾燥状態にある皮部に十分吸収させ

生体時に近い状態に戻す。24時間)

 

4 裏打

(手またはフレッシングマシンを使用し

皮面に付着している不要な肉・脂肪を除去。

重厚な部分を適当な皮の厚さに削り、均一な状態にする。)

 

5 水洗

(毛についている汚れや脂肪部分をソーダ、石鹸で洗い落とす)

 

6 脱水

 

7 浸酸

(皮中により、酸可溶性タンパク質の溶出を促し

ソフトな皮部を得る。皮のpHを酸性側に下げて鞣製薬品の浸透を促進させる。)

 

8 みょうばん漬

(乾燥状態にある皮部に十分吸収させ、生体時に近い状態にする。24時間)

 

9 脱水

 

10 乾燥

 

11 水打

 

12 裏すき

(皮部を縦横に伸ばし革製品を仕上げ機でほぐす。)

 

13 空打

(毛や革に付いている余分な油分や薬品、

汚れなどをオガ屑に吸収させて除去する。)

 

14 ペーパーがけ

 

15 毛皮ぬめし完成

 

 

 

 

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職人の技 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/04/17/%e8%81%b7%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8a%e8%a8%98%e4%ba%8b/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/04/17/%e8%81%b7%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%a0%e3%82%8f%e3%82%8a%e8%a8%98%e4%ba%8b/#respond Tue, 17 Apr 2018 13:04:54 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/?p=1142

鹿皮

鹿皮は、皮の中でも最も古くから親しまれてきた皮です。

鹿は他の動物に比べ皮の繊維が非常に細く、直径15mmの管に1千万本も入る細さと言われています。

このような特性を持つ鹿皮を加工し、製品として創り上げられているのは、職人さんの高い技術やこだわりがあるからこそです。

軽い、柔らかい、劣化しにくい、水に強い、通気性が優れているなどの様々な特徴を持っている鹿皮は、皆さんの手によってより活かされていくのです。

 

そんな鹿皮を白皮という真っ白な薄い革に加工する手順をご紹介いたします。

1 原皮仕入

 

2 水漬

 

3 もどし

(ドラム約3時間)

 

4 オロシ

(皮の表・裏の毛皮・薄皮を手またはフレッシングマシンですり取る)

 

5 空打

(ドラム)

 

6 薬品処理

(なめし剤にはソーダ灰を使用。ドラムで約3時間回し、一晩放置)

 

7 中和工程

(硫安と少量の水素使用。ドラムで約1時間)

 

8 水洗い

(ドラム、約15分)

 

9 脱水

(ドラム、約1時間)

 

10 乾燥

 

11 揉軟工程

 

12 脱水

 

13 乾燥

(天日で八分乾き)

 

14 空打

 

15 仕上げ

 

16 白皮の完成

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テスト記事です。 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/02/25/ducimus-reprehenderit-doloremque-et-aut/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2018/02/25/ducimus-reprehenderit-doloremque-et-aut/#respond Sat, 24 Feb 2018 17:16:32 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/125 テスト記事です。

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テスト記事です。 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/12/18/voluptatem-ea-officia-voluptates-ullam-ullam-impedit/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/12/18/voluptatem-ea-officia-voluptates-ullam-ullam-impedit/#respond Mon, 18 Dec 2017 00:28:31 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/146 テスト記事です。

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Q1 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/12/07/et-explicabo-dolorem-quia-voluptatem/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/12/07/et-explicabo-dolorem-quia-voluptatem/#respond Thu, 07 Dec 2017 04:47:02 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/136 Q1. 毛皮を購入する際にどんなことに注意すればいいですか?

 

A2. 毛皮を買うときには、まず毛皮を着る目的をよく確かめる必要があります。

ダウン、カジュアル用として気軽に着れる物が欲しいのか、フォーマル用として着たいのか、着る目的を決めることが大切です。

そしてその想いに添って、今度は買いたい物を実際に見て周ることです

できるだけ毛皮の種類やデザインの豊富な店を一つ軸にし、そこから規模や傾向の違った店に足を伸ばしていくとよいでしょう。

毛皮の専門店や、常時毛皮を取り扱っている一流デパートなどは、毛皮について知識の深い店員もいますし、毛皮の正確な品名も表示しています。値段も適正ですから、安心できます。アフターサービスがしっかりしていることも重要です。

また、毛皮は長く着ていただけるものです。なので、まずは肌触りやデザインなどご自身が1番気にいったものを試着してみてください。

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ここにしかないものを https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/11/13/doloremque-reprehenderit-et-dolor-sunt-qui/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/11/13/doloremque-reprehenderit-et-dolor-sunt-qui/#respond Mon, 13 Nov 2017 06:55:58 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/178

県の主要産地である奈良県宇陀郡菟田野は、全国でただ一つ「なめし」から縫製加工に至る一貫した生産機能を持ち、併せて小売り機能を持ち合わせている地域です。1989年に菟田野で、業界・運動体・行政がひとつになった事業として「工場団地」が建設され、住居地域に混在する工場を集団移転し、「住と工」の分散を図り、水質汚濁の防止や近代化、情報化が進められてきました。昔から毛皮革産業が盛んであり、今では海外輸入した上質な皮や国内の皮を菟田野の技術を生かしながら丁寧にたくさんの製品を創り上げています。中でも鹿革の出荷高は、全国シェアの95%以上、毛皮についても同じく45%のシェアを誇っており、菟田野毛皮革産業は菟田野独自のブランドとして注目を集めています。このように菟田野の毛皮革産業は、この地区にしかない技術を継承し続け、世界に誇れるものを作り出しているのです。

 

 

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Q2 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/09/07/nemo-assumenda-excepturi-et-ea/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/09/07/nemo-assumenda-excepturi-et-ea/#respond Thu, 07 Sep 2017 07:36:11 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/96 Q2.  コートの見分け方ですが、どんな点に注意すれば良いのでしょうか?

 

A2.  よいコートの見分け方、といっても、種類によっていろいろ異なりますし、大変難しいものです。

まず、良いコートというからには、色や柄やデザインがあなたの気に入ったものでなければなりませんし、サイズ的にもからだにぴったりフィットしたものでなければなりません。

さらに品質面でいえば、色が鮮明で艶があり、しっとりとしてソフトでなめらかなもの。

手触りがよく、綿毛が密生して弾力性のあるものが望ましいのです。

とはいっても毛皮はその種類によって特徴がありますので、見分けるのは難しいものです。

 

そこで一番簡単でわかりやすい見分け方をご紹介しておきましょう。

まず、自分の気に入ったコートが見つかったら、お店の人に同サイズ同素材のコートを二、三着だしてもらい、それらを並べてみて、その中で一番よく見えるものを選ぶことです。
つまり何点かの中で、一番よく見えるということは、品質的にもムラがなく、もっとも優れているということです。 

いずれにしても、できるだけ多くのお店を見て歩き、自分の目で確かめ、実際に着てみることが肝心です。

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Q3 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/07/18/magnam-eos-qui-officia-et-ea-molestiae/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/07/18/magnam-eos-qui-officia-et-ea-molestiae/#respond Tue, 18 Jul 2017 08:56:49 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/160 Q3. 毛皮にも流行はあるのでしょうか?

 

A3. 毛皮の場合は、ほかの繊維製品のように極端に流行に左右されるものではありません。

 

最近では、カジュアル・ダウンウェアとして、さまざまなデザインのものが登場していますが、オーソドックスなものなら、色合いやデザインに多少の変化が見られるものの、いつまでも飽きがこずに着れるものが根強い人気を集めています。

毛皮はフォーマルからカジュアルまで、幅広い持ち味を出してくれます。これは、年齢に関係なく個性を表現できる毛皮ならではの魅力です。豪華で気品高く、おしゃれ心を満足させてくれる毛皮。時代を超越した”価値ある一着”です。

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Q4 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/05/02/eum-aperiam-est-et-ut-fuga/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/05/02/eum-aperiam-est-et-ut-fuga/#respond Mon, 01 May 2017 17:30:41 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/150 Q4. 毛皮のオーダーはできるのですか?

 

A4. はい。オーダーしていただけます。

オーダーをしていただく際に注意していただきたいことをお伝えいたします。

着る目的と予算をはっきりと決め、既製されているコートを何度も試着して、あらかじめ自分に似合う素材や色、デザインを研究するという事です。

毛皮の場合、普通の服と違って簡単にやり直しができないので、初めの研究は非常に大切になります。

布で型を作って気に入るまで型を作り直し、決まったら毛皮店にまかせるという方法です。

お店の人やデザイナーの意見もよく聞いて、納得ゆく仕上がりになるよう努めてください。オーダーするときにおきるトラブルは、仮縫いのときの、しっかりした希望事項が伝わらなかったことによるものがほとんどです。

 

お値段は、既製品より高くなります。また、毛皮のオーダーは、オートメーションがきかず、作業の工程が非常に複雑なため、一着を作るのに、かかりっきりでも約3週間はかかります。

忙しいシーズンよりオフシーズンのほうが時間をかけることができるので、よりお客様の理想の物に近い商品を作ることができます。そのためにも、ゆとりを充分持って、3ヶ月ほど前には注文されることをお勧めいたします。

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Q5 https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/02/05/temporibus-repellendus-deleniti-aut-quam/ https://udashiutano-mouhikaku.jp/2017/02/05/temporibus-repellendus-deleniti-aut-quam/#respond Sun, 05 Feb 2017 14:15:13 +0000 https://udashiutano-mouhikaku.jp/archives/166 Q5. 毛皮を着用する際、どのようなことに注意したらよいのでしょうか?

 

A5. 毛皮は非常にデリケートで摩擦に弱いため、ショルダーバッグを肩にかけたり、金属製の金具やアクセサリーなどで、傷つけないよう気をつけてください。

また、コートを着たまま長時間車に乗ると、背中や肩口に無理な力が加わりやすく毛皮の縫い目に負担がかかるので、車に乗る場合は、毛皮のコートは脱いだ方がいいでしょう。

その他にも、ヘアースプレーや香水を直接毛皮にかけないようにして下さい。香りが残ったりシミの原因になります。

以上のような点に気を付けていただければ、お客様自信の個性を生かして着こなしてみてください。

毛皮を着ることを、心から楽しみ、より自由な着こなし方にチャレンジすることも、毛皮ならではの魅力です。

 

ただし、不幸の際には毛皮もフォーマルなものを着る、パーティーのテーブルには毛皮のコートを着たまま着席できない、等の基本的常識は必要になります。

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